柳川にいる母は、自らの脚を大根足とやゆしていたが、がんを患った今は生まれたての子ヤギのように細い。それでも家族のためにと食事の用意で歩き回る。「電池が切れた」と言ってこたつにうずくまり、腹が痛いと苦しむ。手を取ると冷たい。「お前の手は、なしけんこげん ...